下町散歩:浅草駅から榊神社まで歩く(東京・台東区)

第六天榊神社(東京・台東区) 訪れる
第六天榊神社(東京・台東区)

今回の下町散歩では、東武伊勢崎線(東武スカイツリー ライン)の浅草駅(正面口)から榊神社(さかき じんじゃ)まで歩きました。

途中、浅草寺(せんそうじ)の駒形堂(こまがたどう)、バンダイ本社ビル、そして、諏訪神社(すわ じんじゃ)などを経由したため、今回の所要時間は 50 分くらいです。

今回の写真もトイ レンズ(GIZMON Wtulens L)を使って撮影しました。このレンズはパン フォーカスであるため、写ルンですと同じ感覚で撮影することができます。

この記事では、今回歩いたルートを紹介します。あなたが下町の台東区を観光する際の参考にしてください。

今回の撮影機材について

今回使用したトイ レンズは、GIZMON Wtulens L です。このレンズは、使い捨てカメラの「写ルンです」のレンズを 2 枚使用しています。

GIZMON Wtulens L をレンズ交換式のデジタル カメラに取り付けるだけで、「写ルンです」と同じような写真を撮影することができます。

GIZMON Wtulens L の焦点距離は 17mm、絞り(F 値)は F16で固定です。また、パン フォーカスであるため、ピントを気にする必要がありません。

気になる描写ですが、昔の写真をスキャンしてデジタル化したような、とてもゆるい感じになります。今風の言葉だと「エモい」という表現がぴったりです。

前回と同じく、今回もデジタル カメラは CANON EOS Kiss M2 を使用しました。このカメラを気に入っている理由は 2 つあります。初心者の私にもとても使いやすいこと、そして、小型であることです。

撮影モードは P(プログラム AE)を使用しました。この撮影モードは、シャッター スピードと絞り数値は自動で設定してくれます。また、暗いレンズなので、ISO は AUTO(自動)にしました。

今回歩いたルート

隅田川テラス(東京・台東区)
隅田川テラス(東京・台東区)

今回歩いたルートは、つぎのとおりです。

  1. 東武伊勢崎線(東武スカイツリー ライン)の浅草駅(正面出口)
  2. 吾妻橋(あづまばし)
  3. 駒形橋(こまがたばし)
  4. バンダイ本社ビル
  5. 諏訪神社(すわ じんじゃ)
  6. 厩橋(うまやばし)
  7. 蔵前橋(くらまえ ばし)
  8. 榊神社(さかき じんじゃ)
  9. 南めぐりんの柳橋分院入口 停留所
  10. 南めぐりんの浅草菊水通り 停留所

今回は、隅田川にかかる橋を 4 つ訪れています。しかし、隅田川は橋と橋の間隔が狭いため、それほど距離はありません。

第六天榊神社を参拝した後は、めぐりんバスを使って浅草まで戻りました。今回乗っためぐりんバスはほぼ貸し切り状態だったため、とてもゆったりとした気持ちになりました。

今回のルートの解説

東武伊勢崎線(東武スカイツリー ライン)の浅草駅(正面出口)

東武伊勢崎線(東武スカイツリー ライン)浅草駅(東京・台東区)
東武伊勢崎線(東武スカイツリー ライン)浅草駅(東京・台東区)

今回の出発地点は、東武伊勢崎線(東武スカイツリー ライン)の浅草駅(正面出口)です。

この出口は、銀座線や浅草線の浅草駅からも地下通路で繋がっています。そのため、銀座線や浅草線でこの場所に来ることもできます。

浅草駅(正面出口)を背にしたら、左前方に進みます。横断歩道を渡り、交番の横を通り過ぎると吾妻橋(あづまばし)に着きます。吾妻橋は、浅草駅から 1 分くらいの距離です。

吾妻橋(あづまばし)

吾妻橋(東京・台東区)
吾妻橋(東京・台東区)

吾妻橋(あづまばし)は、台東区と墨田区を結ぶ、隅田川にかかる橋です。

吾妻橋の台東区側は、おすすめの撮影スポットです。東京スカイツリー、アサヒビール本社ビル、聖火台の炎(金色のオブジェ)などを撮影することができます。

吾妻橋の隣には水上バス乗り場があるため、水上バスを写真に収めることができます。それ以外にも、時間帯によっては、屋形船を一緒に写すこともできます。

隅田川テラス(東京・台東区)
隅田川テラス(東京・台東区)

今回は、吾妻橋で隅田川テラスに下りました。隅田川テラスは、隅田川の両岸にある遊歩道です。吾妻橋から駒形橋まで隅田川テラスをのんびり歩きました。

隅田川テラス(東京・台東区)
隅田川テラス(東京・台東区)

隅田川テラスからも東京スカイツリーが見えます。隅田川テラスは人が少ないため、落ち着いて写真を撮影することができます。そのため、タイム ラプス動画の撮影にもおすすめの場所です。

駒形橋(こまがたばし)

隅田川テラスを吾妻橋から下流へ 5 分ほど歩くと、駒形橋(こまがたばし)に到着します。駒形橋の名前の由来は、この橋の西詰にある駒形堂(こまがたどう)です。

駒形橋の手前には、隅田川テラスから駒形橋に続く階段があります。この階段を上った所に駒形堂と公衆トイレがあります。

浅草寺 駒形堂(東京・台東区)
浅草寺 駒形堂(東京・台東区)

駒形堂(こまがたどう)は、駒形橋の西詰にある、浅草寺(せんそうじ)の仏堂です。浅草寺は、この仏堂を「浅草寺発祥の地」としています。

浅草寺と浅草神社の始まりは、2 人の漁師の兄弟が隅田川で観音菩薩の像を拾い上げたことです。兄弟が観音菩薩の像を見つけたのがこの場所といわれています。

駒形堂は、馬頭観音菩薩(ばとう かんのん ぼさつ)を祀っています。この仏さまの主なご利益は、動物守護、旅行安全、無病息災、その他です。

慈悲の仏さまである観音菩薩(かんのん ぼさつ)は、多くの人びとの苦しみや願いを聞くため、相手に応じて 33 通りの姿に変化(へんげ)するといわれています。馬頭観世音菩薩は、観音菩薩が変化(へんげ)した姿の 1 つです。

駒形堂の境内の説明板によると、この地には船着き場があったとのこと。ここから馬や船で荷物を運んでいたと考えられます。駒形堂の本尊が馬頭観世音菩薩なのも納得です。

浅草寺の詳細については、つぎの記事を参照してください。

駒形橋碑と御柱(東京・台東区)
駒形橋碑と御柱(東京・台東区)

駒形橋の西詰(駒形堂から見て浅草通りの反対側)には、駒形橋の碑があります。この碑には、駒形橋の由来が書かれています。

駒形橋の碑の隣には、「御柱」という題のオブジェがあります。このオブジェには、「作者:安達 裕」と「1987 年度(昭和 62 年度)東京都文化のデザイン事業」の説明がありました。

バンダイ本社ビル

バンダイ本社ビル(東京・台東区)
バンダイ本社ビル(東京・台東区)

駒形堂(こまがたどう)から江戸通りを 5 分ほど歩くと、バンダイ本社ビルがあります。駒形堂からもバンダイのロゴが見えるため、このビルの場所はすぐに見つけられると思います。

バンダイ本社ビル(東京・台東区)
バンダイ本社ビル(東京・台東区)

バンダイ本社ビルの横の歩道には、アニメなどのキャラクターの人形が並んでいます。このキャラクターの写真を撮りたかったため、この場所に立ち寄ってみました。特に深い意味はありません。

バンダイ本社ビルの 1 階と 2 階には、一般公開されている見学スペースがあります。この見学スペースでは、おもちゃの歴史などを学ぶことができます。

諏訪神社(すわ じんじゃ)

諏訪神社(東京・台東区)
諏訪神社(東京・台東区)

バンダイ本社ビルの 2 件隣には、諏訪神社(すわ じんじゃ)があります。この神社は、長野県にある諏訪大社(すわ たいしゃ)の分社(諏訪大社の神さまを祀る神社)です。

諏訪神社の主祭神は、建御名方神(たけ みなかた の かみ)と八坂刀売神(やさか とめ の かみ)です。この 2 柱(はしら)は夫婦の神さまと言われています(建御名方神が夫、八坂刀売神が妻)。

建御名方神は、戦いと農耕の神さまです。主なご神徳(ご利益)は、武運長久(戦いでの幸運が長く続くこと)、商売繁盛、子孫繁栄、その他です。

八坂刀売神は、水と農耕の神さまです。主なご神徳(ご利益)は、五穀豊穣、病気平癒、子孫繁栄、その他です。

諏訪神社の詳細については、つぎの記事を参照してください。

厩橋(うまやばし)

諏訪神社の前の大通り(江戸通り)を南に進むと、厩橋交差点(うまやばし こうさてん)があります。この交差点を隅田川の方に進むと厩橋(うまやばし)があります。

厩橋の名前の由来は、江戸時代にこの界隈に厩(うまや)があったためです。この厩では、蔵前にあった幕府の米蔵の米を運ぶための馬を飼っていました。

厩橋際公衆トイレ(東京・台東区)
厩橋際公衆トイレ(東京・台東区)

厩橋の西詰には、おもしろいデザインの公衆トイレがあります。4 つの顔がデザインされており、思わず写真に収めたくなります。

この公衆トイレは、1992 年度(平成 4 年度)の「台東区まちかど景観コンクール」で「まちかど賞」を受賞しています。

厩橋 街灯(東京・台東区)
厩橋 街灯(東京・台東区)

厩橋は、いろいろなものに馬のデザインを取り入れています。厩橋を訪れた際、馬のデザインを探してみるのも面白いかもしれません。

隅田川テラス(東京・台東区)
隅田川テラス(東京・台東区)

厩橋から蔵前橋まで再び隅田川テラスを歩きます。この辺りには、葛飾北斎(かつしか ほくさい)や歌川広重(うたがわ ひろしげ)の浮世絵をモチーフにした展示物があちらこちらにあります。

これらの浮世絵には、江戸時代にこの界隈で暮らしていた人びとが描かれています。当時の文化や生活の様子を知ることができます。

隅田川テラス(東京・台東区)
隅田川テラス(東京・台東区)
隅田川テラス(東京・台東区)
隅田川テラス(東京・台東区)
隅田川テラス(東京・台東区)
隅田川テラス(東京・台東区)

蔵前橋(くらまえ ばし)

首尾松と蔵前橋碑文(東京・台東区)
首尾松と蔵前橋碑文(東京・台東区)

蔵前橋の西詰には、首尾(しゅび)の松の石碑があります。

江戸時代、この地域の隅田川のほとりには浅草御蔵(あさくさ おくら)がありました。浅草御蔵は、江戸幕府が管理していた米蔵です。

首尾の松は、浅草御蔵の前にあった松の木です。この松の木は、歌川広重(うたがわ ひろしげ)の浮世絵「名所江戸百景(めいしょ えど ひゃっけい)」にも描かれています。

隅田川テラス(東京・台東区)
隅田川テラス(東京・台東区)

蔵前橋から隅田川テラスをさらに下流に歩くと、階段があります。この階段は、第六天榊神社(だいろくてん さかき じんじゃ)に行くための近道です。

ちなみに、この場所からは隅田川の向こう側(墨田区側)に両国国技館の黄色と緑の屋根が見えます。浅草から両国は歩いても行くことができる距離です。

隅田川テラス(東京・台東区)
隅田川テラス(東京・台東区)

階段を上ったら、そのまま道なりに進みます。そして、突き当りを右に曲がります。そのまま 3 分くらい歩くと、榊神社に着きます。

蔵前(東京・台東区)
蔵前(東京・台東区)

榊神社(さかき じんじゃ)

第六天榊神社(東京・台東区)
第六天榊神社(東京・台東区)

榊神社(さかき じんじゃ)は、隅田川テラスから徒歩 5 分くらいの場所にあります。

榊神社は、1,900 年以上の歴史を誇る、とても古い神社です。この神社は、日本武尊(やまとたけるの みこと)が東夷征伐(とうい せいばつ)に向かう際に建てたといわれています。

以前の名称が第六天神宮(だいろくてん じんぐう)だったこともあり、今でもこの神社を第六天榊神社(だいろくてん さかき じんじゃ)と呼ぶ場合があります。

榊神社の主祭神は、榊皇大神(さかき の すめ おおみかみ)です。この神さまは、六欲天(ろくよくてん)の第六天に住む魔王が変化(へんげ)した姿です。六欲天とは、仏教の天上界の下層にある 6 つの天のことです。

神仏習合(しんぶつ しゅうごう)では、第六天の魔王は、面足尊(おもだる の みこと)と惶根尊(かしこね の みこと)のことを指します。

その理由は、面足尊と惶根尊は神世七代(かみのよ ななよ)の第六世代の神さまだからです。昔の人たちは、第六天と第六世代を結びつけたわけです。

面足尊と惶根尊は、どちらも見た目がとても美しい神さまです。そのため、昔の人びとは、この神さまたちをお参りすれば自分も美しくなれると考えました。

榊神社の詳細については、つぎの記事を参照してください。

南めぐりんの柳橋分院入口 停留所

南めぐりん 柳橋分院入口 停留所(東京・台東区)
南めぐりん 柳橋分院入口 停留所(東京・台東区)

隅田川テラスから第六天榊神社に向かう途中、南めぐりんの柳橋分院入口 停留所(停留所の番号:11 番)があります。この停留所は、浅草中学校とは道路の反対側ににあります。

今回は、ここから南めぐりんに乗って浅草に戻りました。降りた停留所は、菊水通り 停留所(停留所の番号:18 番)です。

南めぐりん(東京・台東区)
南めぐりん(東京・台東区)

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