東京下町ガイド の「東京下町めぐり」カテゴリでは、東京の下町エリアのおすすめ観光コースを取り上げています。毎回テーマを1 つ選び、ガイドなしでも気軽に楽しめるモデル コースを紹介します。
今回のテーマは、「浅草寺から東京スカイツリーまで歩く」です。
浅草寺（せんそうじ）と 東京スカイツリー は、どちらも 浅押（あさおし）エリア の代表的な観光スポットです。浅押エリアとは、隣接する浅草エリアと押上エリアを組み合わせた言葉です。
浅草エリアと押上アリアの間には 隅田川（すみだがわ）が流れています。したがって、浅草寺から東京スカイツリーまで歩く場合、以下のいずれかの橋を渡って隅田川を越える必要があります。
- 吾妻橋（あずまばし）
- すみだリバー ウォーク
- 言問橋（ことといばし）
この記事では、すみだリバーウォーク を通るコースの一例を紹介します。途中、墨田区立 隅田公園（すみだ こうえん）や 東京ミズマチ を経由するため、飽きることなく楽しめるコースです。
あなたが 東京下町めぐり をする際の参考にしてください。
ツアーの概要
今回の東京下町めぐりでは、浅草寺の 雷門（かみなりもん）から 東京スカイツリー まで歩きます。
浅草寺から東京スカイツリーまで歩く場合、いくつかのコースがあります。いずれの場合でも、隅田川に架かる橋を渡る必要があります。
この記事では、すみだリバー ウォーク を通るコースを取り上げます。
すみだリバー ウォークは、東武伊勢崎線の隅田川 橋梁（すみだがわ きょうりょう）に併設した歩道橋です。橋梁とは、鉄道などが通る橋のことです。
このコースでは、途中で次の見どころを通ります。
- 東京ミズマチ
- 墨田区立 隅田公園
- 牛嶋神社（うしじま じんじゃ）
それ以外にも、このコースでは、東京スカイツリーのおすすめ撮影スポットも経由します。そのため、このコースは最後まで飽きることなく楽しむことができます。
なお、東京下町ガイド では、言問橋（ことどい ばし）を経由して浅草寺から東京スカイツリーまで歩くコースも紹介しています。
このコースの詳細については、次の記事を参照してください。
また、冬のイルミネーション を楽しみながら浅草から東京スカイツリーまで歩くコースも紹介しています。
このコースの詳細については、次の記事を参照してください。
こんな人におすすめ
あなたが以下のいずれかに該当する場合、今回の東京下町めぐりはおすすめです。
- 浅草寺や浅草神社を参拝した後に東京スカイツリーにも立ち寄りたい
- 東京スカイツリーの撮影スポットめぐりをしたい
- 東京の下町を散策したい
- その他
時間の目安
- 時間の目安：約 30 分
集合場所と解散場所
- 集合場所：浅草寺
- 解散場所：東京スカイツリー
訪問場所の一覧
- 浅草寺の雷門
- 浅草駅
- 吾妻橋
- 隅田川テラス
- すみだリバー ウォーク
- 東京ミズマチ
- 隅田公園（墨田区側）
- 牛嶋神社
- 小梅牛島通り
- とうきょうスカイツリー駅北 交差点
- とうきょうスカイツリー駅
- 東京スカイツリー
公衆トイレの場所
- 浅草寺
- 浅草仲見世通り
- 吾妻橋
- 隅田公園（墨田区側）
- すみだリバー ウォーク出口横（墨田区側）
- 小梅児童公園
- 東京スカイツリー
- その他
ルートの解説
浅草寺の雷門
今回の東京下町めぐりの集合場所は、浅草寺の 雷門（かみなりもん）です。
雷門は浅草寺の第一の正門（せいもん）です。浅草や浅草寺と聞くと、この雷門を思い浮かべる人も多いかもしれません。人気の撮影スポットとして、いつもたくさんの観光客で賑わっています。
浅草寺によると、雷門は焼失と再建を何度も繰り返しています。雷門が最初に建てられたのは 10 世紀の末ごろと考えられています。
浅草寺や雷門の詳細については、次の記事を参照してください。
雷門を出発した後、東武伊勢崎線の 浅草駅 を経由して 吾妻橋（あずまばし）まで歩きます。雷門を背にした場合、吾妻橋は左方向にあります。
雷門から吾妻橋まではそれほど距離はありません。しかし、人通りが多いため、徒歩で 5 分ほどかかります。
東武伊勢崎線 浅草駅
東武伊勢崎線（東武スカイツリーライン）の 浅草駅はデパートの浅草エキミセと直結しています。この建物の屋上には展望スペースがあり、ここも東京スカイツリーの撮影スポットです。
次に、浅草駅から 吾妻橋（あずまばし）に向かいます。浅草駅を背にした場合、吾妻橋は左前方にある横断歩道を渡った所にあります。
吾妻橋
吾妻橋（あづまばし）は、台東区と墨田区を結ぶ、隅田川にかかる橋です。ここは東京スカイツリーの撮影スポットです。
吾妻橋の台東区側からは、東京スカイツリー、アサヒ ビール本社ビル、聖火台の炎（金色のオブジェ）、墨田区役所などを撮影することができます。
吾妻橋の横にある階段を使って 隅田川テラス に降ります。隅田川テラスは、隅田川の両岸にある歩行者専用の遊歩道です。舗装されており、さらに段差もないため、この遊歩道はどなたにもおすすめです。
隅田川テラス
隅田川の川上に向かって隅田川テラスを歩きます。上の写真の階段を降りると、前方に すみだリバー ウォーク が見えます。
隅田川テラスでは、東京スカイツリーと水上バスや屋形船を組み合わせた写真を撮ることができます。また、この場所では アサヒビール本社ビル に写った東京スカイツリーの写真を撮ることもできます。
すみだリバー ウォーク
吾妻橋から数分のところに すみだリバー ウォーク があります。すみだリバー ウォークは、東武伊勢崎線（東武スカイツリー ライン）の線路の下を通る歩行者専用の遊歩道です。
浅草エリアから墨田区立 隅田公園に行く場合、すみだリバー ウォークが一番便利です。なお、すみだリバー ウォークは、午前 7 時から午後 10 時まで利用することができます。
すみだリバー ウォークの下をくぐり抜けると、左側に階段があります。その階段を登ったところがすみだリバー ウォークの入り口です。
すみだリバー ウォークは、期間限定で冬のライトアップを楽しむことができます。詳細については、次の記事を参照してください。
東京ミズマチ
すみだリバー ウォークを渡ると、正面に 墨田区立 隅田公園（すみだ こうせん）があります。その右側に東京ミズマチ があります。東京ミズマチは、東武伊勢崎線の高架下にある商業施設です。
東京ミズマチの横に 北十間川（きたじっけんがわ）と 枕橋（まくらばし）があります。この場所も東京スカイツリーのおすすめ撮影スポットです。川の水面に写った東京スカイツリーを撮影できます。
墨田区立 隅田公園
墨田区立 隅田公園は、約 8 万平方メートルの広さを誇る公園です。この公園からは東京スカイツリーがとても良く見えます。
この公園には日本庭園があります。その中に「ひょうたん池」と呼ばれる池があります。日本庭園の池の水面に写った東京スカイツリーを撮影するのも楽しいかもしれません。
この公園を満喫したら、牛嶋神社（うしじま じんじゃ）へ向かいます。東京ミズマチの建物を背にしたら、右前方に進みます。
牛嶋神社
牛嶋神社（うしじま じんじゃ）は、牛と縁が深いことで有名な神社です。撫牛（なでうし）や 狛牛（こまうし）など、境内には牛にまつわるものがたくさんあります。
社殿の前には「三輪鳥居（みわ とりい）」と呼ばれる珍しい鳥居があります。三輪鳥居は、ふつうの鳥居の左右に小さな鳥居が付いています。この鳥居も必見です。
冬の季節限定となりますが、牛嶋神社では、東京スカイツリー を背景に狛犬の写真を撮ることができます。それ以外の季節では、イチョウの木の葉が東京スカイツリーを隠しているので注意してください。
牛嶋神社の詳細については、次の記事を参照してください。
小梅牛嶋通り
牛嶋神社で参拝を済ませたら、小梅牛島通り（こうめ うしじま どおり）に向かいます。牛嶋神社の正面の鳥居を背にした場合、小梅牛島通りは左前方にあります。
小梅牛嶋通りは、墨田区立 隅田公園から東京スカイツリーまで続く路地です。この路地からは、東京スカイツリーを正面に見ることができます。この路地のすべてが東京スカイツリーの撮影スポットです。
とうきょうスカイツリー駅北 交差点
小梅牛嶋通りを通り過ぎると とうきょうスカイツリー駅北 交差点 につきます。ここまで来ると東京スカイツリーは目の前です。
この交差点を渡ったところにレストランのペッパーランチがあります。ペッパーランチの前を通り、東に向かって歩きます。
とうきょうスカイツリー駅
東武伊勢崎線（東武スカイツリーライン）の高架下をくぐりぬけると、とうきょうスカイツリー駅 があります。この駅は、東京スカイツリーの最寄り駅です。
東京スカイツリー
とうきょうスカイツリー駅の隣に東京スカイツリーがあります。ここが今回の解散場所です。お疲れさまでした。
