完全ガイド:寿永寺(東京・台東区)

寿永寺(東京・台東区) 神社と寺院
寿永寺(東京・台東区)

東京下町ガイド の「神社と寺院」カテゴリーでは、東京の下町エリアにあるいろいろな神社や寺院をわかりやすく紹介しています。あなたの東京観光におすすめのスポットを毎回 1 つ取り上げます。

今回の記事では、台東区の三ノ輪(みのわ)にある 寿永寺(じゅえいじ)を紹介します。この寺院の正式名称は、正覚山 得生院 寿永寺(しょうがくざん とくしょういん じゅえいじ)です。

寿永寺は 浄土宗(じょうどしゅう)の寺院です。浄土宗は、阿弥陀如来(あみだ にょらい)を信じて念仏を唱えることが信仰の中心です。そうすることで誰でも極楽浄土に行けると説いています。

今回の記事では、寿永寺に関する以下の内容をやさしく解説します。

  • 歴史
  • 祀られている神さま
  • 見どころ
  • アクセス方法
  • その他

この記事を読むことで、寿永寺についてより深く理解できます。寿永寺を訪れる際は、ぜひこの記事を参考にしてください。

由緒(歴史)

寿永寺(東京・台東区)
寿永寺(東京・台東区)

寿永寺によると、この寺院の始まりは 17 世紀にまでさかのぼります。

その昔、徳川秀忠(とくがわ ひでただ)という人物がいました。彼は江戸幕府の第 2 代征夷大将軍だった人です。

徳川秀忠が亡くなった際、徳川秀忠の妻の侍女は、彼を弔うために出家しました。それが 得生院 寿栄 法尼(とくしょういん じゅえい ほうに)です。

1630 年、寿栄法尼は徳川秀忠のために庵(いおり)を建てました。庵とは僧侶が集中して修行するための簡素な宿泊施設のことです。

これが寿永寺の始まりです。

神さまとご神徳(ご利益)

阿弥陀如来

寿永寺の本尊は、阿弥陀如来(あみだ にょらい)です。

阿弥陀如来は、死後の幸福と現世の安心をもたらす仏さまです。この仏さまの主なご利益は、次のとおりです。

  • 極楽往生(ごくらく おうじょう):死後、極楽浄土に生まれ変わることができる
  • 現世安穏(げんせ あんおん):現世において、何事もなく穏やかに過ごすことができる
  • その他

布袋尊

寿永寺は、七福神の 布袋尊(ほていそん)を祀っています。この神さまは、弥勒菩薩(みろく ぼさつ)の化身と言われています。

布袋尊は夫婦円満と財運の神さまです。この神さまの主なご利益は、次のとおりです。

  • 夫婦円満(ふうふ えんまん):夫婦が仲良く暮らせる
  • 子授け(こさずけ):子どもを授かることができる
  • 縁結び(えんむすび):良い相手と出会える
  • 商売繁盛(しょうばい はんじょう):商いがうまくいく
  • その他

見どころ

下谷七福神(布袋尊)

寿永寺の布袋尊は、下谷七福神(したや しちふくじん)の 1 つです。下谷七福神は、台東区の下谷、根岸、三ノ輪にある 7 つの神社と寺院に祀られている七福神です。

下谷七福神の特徴は、それぞれの社寺の距離が近いことです。すべてを徒歩でめぐっても 1 時間から 1 時間 30 分くらいです。

下谷七福神の詳細については、次の記事を参照してください。

各種情報

寺務所の受付時間

  • 不明

電話番号

  • 03-3873-2402

住所

  • 〒110-0011 東京都 台東区 三ノ輪 1-22-15

地図

アクセス(電車)

  • 日比谷線の 三ノ輪駅(1b 番出口)から徒歩 2 分

アクセス(めぐりんバス)

  • 北めぐりん(根岸まわり)の 三ノ輪駅 停留所(停留所の番号:5 番)から徒歩 2 分
  • 北めぐりん(浅草まわり)の 三ノ輪駅 停留所(停留所の番号:14 番)から徒歩 2 分
  • ぐるーりめぐりんの 三ノ輪駅 停留所(停留所の番号:6 番)から徒歩 4 分

めぐりんバスは台東区のコミュニティ バスです。台東区を観光する場合、めぐりんバスはとても便利です。めぐりんバスの詳細については、つぎの記事を参照してください。

アクセス(都営バス)

  • 都営バス(草 43)の 三ノ輪駅前 停留所 から徒歩 2 分
  • 都営バス(草 63)の 三ノ輪駅前 停留所 から徒歩2 分
  • 都営バス(草 64)の 三ノ輪谷二丁目 停留所 から徒歩 2 分
  • 都営バス(里 22)の 三ノ輪谷二丁目 停留所 から徒歩 2 分

公衆トイレの有無

  • なし(近所の東盛公園に公衆トイレがあります)

関連する記事

タイトルとURLをコピーしました