今戸神社(東京・台東区)

今戸神社(東京・台東区) 神社と寺院
今戸神社(東京・台東区)

この記事では、今戸神社(いまど じんじゃ)を紹介します。

今戸神社は、東京の台東区にある神社です。この神社は、東武伊勢崎線の浅草駅から徒歩 10 分のところにあります。この神社の近所には、待乳山聖天があります。

今戸神社の主祭神(中心となる神さま)は、戦いの神さまである、應神天皇(おうじん てんのう)です。主なご神徳(ご利益)は、武運長久(戦いでの幸運が長く続くこと)、勝負運、出世運、その他です。

今戸神社は、縁結びと恋愛成就のご神徳(ご利益)で有名です。この神社は、イザナギとイザナミを祀っています。この夫婦神のご神徳が縁結びや恋愛成就だからです。

今戸神社を建てたのは、源頼義(みなもとの よりよし)です。前九年の役の際、彼が石清水八幡宮で勝利を祈ったことがきっかけです。石清水八幡宮は、應神天皇を祀る神社です。

なお、この記事は英語版とやさしい日本語版もあります。詳細については、つぎの記事を参照してください。

由緒(歴史)

今戸神社の社務所(東京・台東区)
今戸神社の社務所(東京・台東区)

今戸神社によると、この神社の始まりは 11 世紀にまでさかのぼります。

1051 年(永承 6 年)、東北地方で前九年の役(ぜん くねんの えき)が始まりました。源頼義(みなもとの よりよし)は、京都の岩清水八幡宮(いわしみず はちまんぐう)で勝利を祈りました。

岩清水八幡宮は、戦いの神さまである、應神天皇(おうじん てんのう)を祀る神社です。戦いに勝った源頼義は、應神天皇にとても感謝しました。

1063 年(康平 6 年)、源頼義は、石清水八幡宮の應神天皇を浅草に勧請(かんじょう)しました。勧請とは、神さまや仏さまの分霊(分身)を他の場所で祀ることです。これが今戸八幡(いまど はちまん)です。

1081 年(永保元年)、東北地方で後三年の役が始まりました。源義家(みなもとの よしいえ)は、今戸八幡で勝利を祈りました。戦いに勝った源義家は、感謝の意を込めて今戸八幡の社殿を修復しました。

その後、今戸八幡は被災と再建を繰り返しています。1636 年(寛永 13 年)、第三代将軍の徳川家光(とくがわ いえみつ)の命により、伊予守の船越永景(ふなこし ながかげ)と但馬守の八木宗直(やぎ むねなお)は今戸八幡を再建しました。

1937 年(昭和 12 年)、近隣にあった白山神社(はくさん じんじゃ)を合祀しました。その際、今戸八幡は、今戸神社に名前を変更しました。

1923 年(大正 12 年)の関東大震災や 1945 年(昭和 20 年)の東京大空襲など、今戸八幡はことあるごとに被災しています。現在の社殿が完成したのは、1971 年(昭和 46 年)です。

神さまとご神徳(ご利益)

應神天皇(おうじん てんのう)

今戸神社の主祭神は、應神天皇(おうじん てんのう)です。應神天皇は、第 15 代天皇です。また、應神天皇は、誉田別命(ほんたわけ の みこと)や八幡神(はちまんしん)の別名を持ちます。

應神天皇は、戦いの神さまです。主なご神徳(ご利益)は、武運長久(戦いでの幸運が長く続くこと)、勝負運、厄除け、その他です。

この神さまの詳細については、つぎの記事を参照してください。

伊弉諾尊(いざなぎ の みこと)

伊弉諾尊(いざなぎ の みこと)も今戸神社の主祭神です。伊弉諾尊は、妻の伊弉冉尊(いざなみ の みこと)と共に日本列島を構成する島々や多くの神さまを生みました。

伊弉諾尊は、国産みと神産みの神です。主なご神徳(ご利益)は、夫婦円満、子孫繁栄、長寿繁栄、縁結び、その他です。

この神さまの詳細については、つぎの記事を参照してください。

伊弉冉尊(いざなみ の みこと)

伊弉冉尊(いざなみ の みこと)も今戸神社の主祭神です。夫の伊弉諾尊と共に、日本列島を構成する島々や多くの神さまを生みました。

伊弉冉尊は、国産みと神産みの神さまです。主なご神徳(ご利益)は、恋愛成就、夫婦円満、子孫繁栄、その他です。

この神さまの詳細については、つぎの記事を参照してください。

福禄寿(ふくろくじゅ)

今戸神社は、七福神の福禄寿(ふくろくじゅ)を祀っています。この神さまは、福禄人(ふくろくじん)とも呼ばれます。

福禄寿は、幸福、財産、長寿の神さまです。主なのご神徳(ご利益)は、招徳人望(人に慕われる)、金運上昇、健康長寿、その他です。

この神さまの詳細については、つぎの記事を参照してください。

今戸神社の今戸焼発祥之地碑(東京・台東区)
今戸神社の今戸焼発祥之地碑(東京・台東区)

見どころ

巨大な招き猫

今戸神社は猫神社とも呼ばれており、その境内のいたるところに招き猫を見かけます。招き猫は今戸地区が発祥の地という説があるため、この地区にある今戸神社でも招き猫をあちらこちらに取り入れています。

その中でも必見なのが本殿に祀られている約 2m の巨大な招き猫です。伝統的な今戸焼の招き猫(〆猫) ではなく、常滑焼の招き猫に近い形状をしています。その巨大さに加え、左手をかなり高くかかげていることから、かなり遠くからも良縁を引き寄せてくれそうです。

石なで猫

今戸神社の石なで猫(東京・台東区)
今戸神社の石なで猫(東京・台東区)

本堂の手前には石なで猫の像と呼ばれる、石製の夫婦の招き猫が祀られています。この石なで猫を撫でた後に写真を撮り、それをスマートフォンなどの待ち受け画面にすると金運アップなどの願いがかなうといわれています。

浅草名所七福神(福禄寿)

今戸神社の福禄寿は、浅草名所七福神(あさくさ などころ しちふくじん)の 1 柱(はしら)に数えられています。浅草名所七福神とは、東京都の台東区と荒川区にある 9 つの社寺に祀られている七福神のことです。

浅草名所七福神めぐりは、おすすめの浅草観光の 1 つです。通常、七福神めぐりは正月に行いますが、浅草名所七福神めぐりはいつでも楽しむことができます。

浅草名所七福神の詳細については、つぎの記事を参照してください。

下町八福神(縁結び)

今戸神社は、下町八福神(したまち はちふくじん)の 1 つです。下町八福神とは、東京の中央区と台東区にある 8 つの神社のことです。

下町八福神では、それぞれの神社ごとに異なるご神徳(ご利益)があります。今戸神社のご神徳は「縁結び」です。

下町八福神すべてを参拝することを「下町八福神めぐり」や「下町八社福参り」といいます。下町八福神めぐりは、地域おこしの一環として 1981 年(昭和 56 年)に始まりました。

その名のとおり、下町八福神はすべて東京の下町にあります。8 つの神社をめぐることで、下町の名所旧跡を楽しんだり、下町情緒を味わったりできます。

下町八福神の詳細については、つぎの記事を参照してください。

各種情報

社務所の受付時間

  • 午前 9 時から午後 4 時まで

電話番号

  • 03-3872-2703

住所

  • 〒111-0024 東京都 台東区 今戸 1-5-22

地図

アクセス(電車)

  • 浅草駅 (東京メトロ 銀座線) から徒歩 15 分
  • 浅草駅 (都営地下鉄 浅草線) から徒歩 15 分
  • 浅草駅 (東武伊勢崎線) から徒歩 15 分

アクセス(めぐりんバス)

  • 北めぐりん(浅草まわり)の リバーサイド スポーツ センター前 停留所(停留所の番号:4 番)から徒歩 1 分
  • ぐるーりめぐりんの リバーサイド スポーツ センター前 停留所(停留所の番号:16 番)から徒歩 2 分

北めぐりん(浅草まわり)の停留所は、今戸神社の前の道路沿いにあります。ぐるーりめぐりんの停留所は、リバーサイド スポーツ センターの前にあります。

めぐりんバスは台東区のコミュニティ バスです。台東区を観光する場合、めぐりんバスはとても便利です。めぐりんバスの詳細については、つぎの記事を参照してください。

アクセス(都営バス)

  • 都営バス(東 42-3・南千住車庫前行き)の リバーサイド スポーツ センター前 停留所 から徒歩 1 分
  • 都営バス(東 42-3・浅草雷門行き)の リバーサイド スポーツ センター前 停留所 から徒歩 2 分

南千住車庫前行きのバスの停留所は、今戸神社の前の道路沿いにあります。浅草雷門行きのバスの停留所は、リバーサイド スポーツ センターの前にあります。

公衆トイレの有無

  • なし(徒歩 3 分ほどの距離にあるリバーサイド スポーツ センターの野球場の横に公衆トイレがあります)

参考

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