完全ガイド:法昌寺(東京・台東区)

法昌寺(東京・台東区) 神社と寺院
法昌寺(東京・台東区)

東京下町ガイド の「神社と寺院」カテゴリーでは、東京の下町エリアにあるいろいろな神社や寺院をわかりやすく紹介しています。あなたの東京観光におすすめのスポットを毎回 1 つ取り上げます。

今回の記事では、台東区の下谷(したや)にある 法昌寺(ほうしょうじ)を紹介します。

法昌寺は 法華宗 本門流(ほっけしゅう ほんもんりゅう)の寺院です。法華宗 本門流は、日蓮(にちれん)の教えをそのまま伝える宗派です。「南無妙法蓮華経」の題目を唱えることを中心に修行します。

法昌寺の正式名称は、日照山 法昌寺(にっしょうざん ほうしょうじ)です。この寺院は、静岡県 沼津市にある 光長寺(こうちょうじ)の末寺です。

今回の記事では、法昌寺に関する以下の内容をやさしく解説します。

  • 歴史
  • 祀られている仏さま
  • 見どころ
  • アクセス方法
  • その他

この記事を読むことで、法昌寺についてより深く理解できます。法昌寺を訪れる際は、ぜひこの記事を参考にしてください。

由緒(歴史)

法昌寺によると、この寺院の始まりは 17 世紀にまでさかのぼります。

その昔、日照(にっしょう)という、法華宗の僧侶がいました。

1648 年、日照は、下谷御切手町(したや ごぎってちょう)に寺院を建てました。これが法昌寺の始まりです。なお、下谷御切手町は現在の上野駅の周辺です。

1737 年、法昌寺は、下谷御切手町から現在地に移転しました。

仏さまとご神徳(ご利益)

毘沙門天

法昌寺は、七福神の 毘沙門天(びしゃもんてん)を祀っています。毘沙門天は、ヒンドゥー教の神さまのクベーラ(北方の守護神)が起源です。

毘沙門天は、仏教の四天王の 1 人です。四天王とは、仏教の世界の中心にある 須弥山(しゅみせん)の中腹の四方に住み、仏教を守護する神さまのことです。

毘沙門天は勝負の神さまです。毘沙門天の主なご神徳(ご利益)は、次のとおりです。

  • 勝負運向上(しょうぶうん こうじょう):勝負に勝てる
  • 商売繁盛(しょうばい はんじょう):商いがうまくいく
  • 金運上昇(きんうん じょうしょう):お金に恵まれる
  • その他

見どころ

たこ地蔵

法昌寺(東京・台東区)
法昌寺(東京・台東区)

本堂の前には、たこ地蔵 が立てられています。この地蔵は、昭和時代のプロ ボクサー、俳優、コメディアンだった たこ八郎 さんを偲んだものです。

下谷七福神(毘沙門天)

法昌寺(東京・台東区)
法昌寺(東京・台東区)

法昌寺の毘沙門天は、下谷七福神(したや しちふくじん)の 1 つです。下谷七福神は、台東区の下谷、根岸、三ノ輪にある 7 つの神社と寺院に祀られている七福神です。

下谷七福神の特徴は、それぞれの社寺の距離が近いことです。すべてを徒歩でめぐっても 1 時間から 1 時間 30 分くらいです。

下谷七福神の詳細については、次の記事を参照してください。

各種情報

寺務所の受付時間

  • 不明

電話番号

  • 03-3872-5891

住所

  • 〒110-0004 東京都 台東区 下谷 2-10-6

地図

アクセス(電車)

  • 日比谷線の 入谷駅(4 番出口)から徒歩 2 分
  • JR 山手線の 鶯谷駅(南口)から徒歩 7 分

アクセス(めぐりんバス)

  • 北めぐりん(根岸まわり)の 根岸三丁目 停留所(停留所の番号:11 番)から徒歩 2 分
  • 北めぐりん(根岸まわり)の 入谷駅入口 停留所(停留所の番号:16 番)から徒歩 1 分
  • 東西めぐりん(鶯谷駅まわり)の 下谷二丁目(鶯谷駅南) 停留所(停留所の番号:4-1 番)から徒歩 3 分
  • ぐるーりめぐりんの 根岸三丁目 停留所(停留所の番号:3 番)から徒歩 1 分

めぐりんバスは台東区のコミュニティ バスです。台東区を観光する場合、めぐりんバスはとても便利です。めぐりんバスの詳細については、つぎの記事を参照してください。

アクセス(都営バス)

  • 都営バス(上 26)の 下谷二丁目 停留所 から徒歩 3 分
  • 都営バス(草 41)の 下谷二丁目 停留所 から徒歩 3 分

公衆トイレの有無

  • なし

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