下町散歩:夜の浅草寺でライトアップを楽しむ(東京・台東区)

浅草寺(東京・台東区) 訪れる
浅草寺(東京・台東区)

今回の下町散歩では、夜の浅草寺(せんそうじ)を訪れました。午後 9 時くらいに銀座線の浅草駅(1 番出口)を出発し、30 分ほど歩きました。

昼の浅草寺は、たくさんの参拝客で活気にあふれています。しかし、夜の静かな浅草寺はそれとは違った魅力があります。その理由の 1 つがライトアップです。

浅草寺は、2003 年(平成 15 年)からライトアップを行っています。このライトアップを見るだけでも浅草寺を訪れる価値があります。

なお、浅草寺の詳細については、つぎの記事を参照してください。

浅草寺のライトアップの時間

ライトアップの時間は、原則として日没から午後 11 時です。ただし、変更になる場合があるので注意してください。

例えば、東京オリンピック開催中は午前 4 時までライトアップを行っていました。新型コロナ ウイルスの感染拡大に伴って緊急事態宣言が出たときは、午後 8 時で終了していました。

今回歩いたルート

今回歩いたルートは、つぎのとおりです。

  1. 銀座線の浅草駅(1 番出口)
  2. 浅草文化観光センター
  3. 雷門(かみなりもん)
  4. 仲見世通り(なかみせどおり)
  5. 伝法院通り(でんぼういんどおり)
  6. 宝蔵門(ほうぞうもん)と五重塔(ごじゅうのとう)
  7. 本堂
  8. 奥山門(おくやまもん)
  9. 薬師堂(やくしどう)

今回のルートの解説

浅草文化観光センター

浅草観光文化センター(東京・台東区)
浅草観光文化センター(東京・台東区)

浅草文化観光センターは、台東区の観光案内施設です。この施設の場所は、雷門の道路向かいです。銀座線の浅草駅(1 番出口)からは徒歩 1 分くらいです。

浅草文化観光センターの 8 階には、午後 10 時まで利用できる展望テラスがあります。この展望テラスからは、浅草寺のライトアップを一望することができます。

浅草観光文化センター(東京・台東区)
浅草観光文化センター(東京・台東区)

浅草文化観光センターの展望テラスからは、東京スカイツリーも見ることができます。高いところから見る東京スカイツリーも格別です。

なお、浅草文化観光センターの展望テラスでは三脚を使うことができません。この点に注意してください。

雷門(かみなりもん)

浅草寺の雷門(東京・台東区)
浅草寺の雷門(東京・台東区)

雷門(かみなりもん)は浅草寺の入り口です。この門の正式名称は「風雷神門(ふうらいじんもん)」です。この正式名称の由来は、この門に風神と雷神の像が安置されているためです。

雷門は、浅草だけでなく、東京の観光地のランドマークです。そのため、テレビのニュースの中継などでよく使われる場所です。

また、雷門の左手にスターバックス コーヒー雷門店があります。この店舗では雷門をデザインしたグッズを販売しています。

仲見世通り(なかみせどおり)

浅草寺(東京・台東区)
浅草寺(東京・台東区)

仲見世通り(なかみせどおり)は、浅草寺の雷門から宝蔵門(ほうぞうもん)までの参道にある商店街です。250 メートルの距離に 90 店ほどの土産屋が並んでいます。

仲見世通りの公式サイトによると、仲見世通りは 300 年以上の歴史を持つ、日本で最も古い商店街の 1 つとのことです。

仲見世通りのすべての店のシャッターには「浅草絵巻(あさくさ えまき)」と呼ばれるシャッター壁画が描かれています。「浅草絵巻」は、浅草の歴史や四季折々の伝統行事を取り上げています。

伝法院通り(でんぼういんどおり)

伝法院通り(東京・台東区)
伝法院通り(東京・台東区)

伝法院通り(でんぼういんどおり)は、仲見世通りを東西に横切る商店街です。この通りにもたくさんの土産屋や飲食店が並んでいます。

伝法院通りの街灯は、「地口行灯(じぐち あんどん)」になっています。「地口(じぐち)」は江戸時代に流行した言葉遊びです。例えば、「笑う門には福来る」をもじって「笑う顔にはフグきたる」とするといった具合です。

伝法院通りでは、いろいろな地口を街灯にデザインしてあります。その 1 つひとつを見て回るもの良いかも知れません。

昼間の伝法院通りの地口行灯の詳細については、つぎの記事を参照してください。

伝法院通り(東京・台東区)
伝法院通り(東京・台東区)

伝法院通りは、東京スカイツリーの撮影スポットでもあります。伝法院通りから東の方角を向くと東京スカイツリーを見ることができます。

また、伝法院通りのあちらこちらに歌舞伎の「白浪五人男(しらなみ ごにん おとこ)」の登場人物の人形が配置されています。例えば、上の写真では右側の店の屋根に 1 体座っています。

「白波五人男」の人形が配置されているのは、この話の作者の河竹黙阿弥(かわたけ もくあみ)が伝法院通りの近くに住んでいたことが理由です。

宝蔵門(ほうぞうもん)と五重塔(ごじゅうのとう)

浅草寺の宝蔵門と五重塔(東京・台東区)
浅草寺の宝蔵門と五重塔(東京・台東区)

宝蔵門(ほうぞうもん)は、雷門から仲見世通りを通ったところにある門です。宝蔵門には、2 体の仁王(におう)の像が安置されています。そのため、以前は仁王門(におうもん)と呼ばれていました。

宝蔵門は 2 階建ての門です。2 階には、国の重要文化財である「元版一切経(げんばん いっさい きょう)」という経典が保管されています。

宝蔵門の左奥には五重塔(ごじゅうのとう)があります。

浅草寺によると、この塔が最初に建てられてのは 942 年(天慶 5 年)頃とのことです。また、最初は三重塔でした。五重塔に建て替えられたのは、1648 年(慶安元年)です。

この塔は、焼失と再建を繰り返しています。現在の五重塔は 1973 年(昭和 48 年)に再建されました。

五重塔の最上階には、仏舎利(ぶっしゃり)が保管されています。仏舎利は、仏教の開祖である釈迦(しゃか)の遺骨のことです。

本堂

浅草寺(東京・台東区)
浅草寺(東京・台東区)

宝蔵門(ほうぞうもん)から見た本堂です。浅草寺の本堂は、聖観世音菩薩(しょう かんぜおん ぼさつ)を祀っています。そのため、この本堂は観音堂(かんのんどう)とも呼ばれます。

浅草寺の本堂が最初に建てられたのは、628 年(推古 36 年)です。この本堂は、焼失と再建を繰り返しています。現在の本堂は 1958(昭和 33 年)に再建されました。

浅草寺の本堂が開いている時間は、つぎのとおりです。

  • 午前 6 時から午後 5 時(4 月から 9 月まで)
  • 午前 6 時 30 分から午後 5 時(10 月から 3 月まで)

ただし、本堂が開いていない時間でも参拝することができます。

浅草寺(東京・台東区)
浅草寺(東京・台東区)

浅草寺の本堂を右から見たところです。この場所からは、浅草寺の本堂、五重塔、そして、手水舎(ちょうずや)を 1 枚に写すことができます。

浅草寺の五重塔(東京・台東区)
浅草寺の五重塔(東京・台東区)

浅草寺の本堂の裏で撮影した写真です。

ここは個人で気にお気に入りの撮影スポットです。浅草寺の本堂と五重塔を 1 枚に写すことができます。また、この写真の右手には小川が流れています。そのせせらぎの音がとても心を癒やしてくれます。

奥山門(おくやまもん)

浅草寺の五重塔(東京・台東区)
浅草寺の五重塔(東京・台東区)

奥山門(おくやまもん)は、本堂を正面に見たときに左側にあります。奥山門を通り抜けると奥山おまいりまち商店街があります。

奥山門からは五重塔と東京スカイツリーを同時に見ることができます。ここも個人的にお気に入りの撮影スポットです。

薬師堂(やくしどう)

浅草寺の薬師堂(東京・台東区)
浅草寺の薬師堂(東京・台東区)

薬師堂(やくしどう)は、浅草寺の境内の西側にあります。薬師堂の近くには、淡島堂(あわしまどう)や影向堂(ようごうどう)があります。

浅草寺によると、徳川家光(とくがわ いえみつ)が 1649 年(慶安 2 年)にこの薬師堂を建てたとのこと。以前は浅草寺の本堂の裏にありましたが、1994 年(平成 6 年)に現在地に移されました。

その名のとおり、薬師堂は、医薬の仏さまである薬師如来(やくし にょらい)を祀っています。この仏さまは、病気治癒(特に眼病)のご利益で有名です。

関連記事

タイトルとURLをコピーしました